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時を知る -大阪難波、午前0時25分の最終電車-


近代麻雀にネマタさんのコラムが掲載されるそうですね。年明けぐらいに、や〜べさんからチラっと聞いたので、個人的にはいよいよという感じがする。「麻雀ブログ大賞をとったから」という直接の理由ではもちろんないんだろうだけど、福地先生によると竹書房の中でも麻雀ブログ大賞が話題になっていたそうなんで、時期的にも無関係ではなさそうな気もする。

真相は謎だが、そのスピードがブログ大賞で加速したとするならば光栄なことかもしれない。結果的に麻雀ブログ大賞に最後の花を添えてもらった感じもして喜ばしいことです。

以下、以前にどこかに書いたことの焼き直しです。記事のタイトルはあんまり関係ない。

若き日の田中太陽さんが雀賢荘のメールマガジンで「麻雀の強さの範疇は?」という問題提起をしている。ご本人は脊髄反応で書いたと言っていたように思うけ ど、とても興味深い問題に思えた。引用すると以下のような感じになる。

「麻雀劇画によく出てくる「感性による一点読み」や「ツモ牌の予知」、あるいは「透視」なんてものがあるじゃないです か。実際その域に達している人が居るか居ないかはどっちでもいいことなんですが、それは果たして「麻雀の強さ」と呼んでいいものなんですかね?

た とえば、サッカーのゴールを埋め尽くせるサイズの人間がいたら最強のゴールキーパーですが、そこにスポーツ的なスキルは全く存在しませんよね。だからも し、そんな人間が実在したとしても、誰も彼を名選手とは呼びません。「超能力で待ちを当てられる」って、じつはこれと同じなんじゃないでしょうか?」


直接の答を出すことはできないんだけど、別の視点で私はこう考えた。

超人的な能力で「何時何分が正確にわかる人」がいる。どんな状況でもピ タリと当ててしまう「時を告げる予言者」だ。実際にいるのかは別として、これはその人に与えられた特殊能力であり、とても便利で実用的な機能だ。巨大な ゴールキーパーも同様だろう。麻雀でいえばアタリ牌が読める能力で、ばんばん勝ちまくる。超人と呼んでいいほど、とても強い人だ。

この特 殊能力を持つ超人は確かにすごい。と、同時に私なりの解釈ではよりすごいのは「時計を作った人」だ。

時計を作り出した人のおかげで、私は この超人と同等の能力を持つことができる。全員が最終電車にも無事に乗ることができる。比喩としての「時計」は習得可能な「技術」や「技術体系」という言 葉に置き換えられるかもしれない。

凸先生は、まさにこの「時計職人の代表者」だろう。冒頭のネマタさんもそうだ。ネットでは他にも、 Manbooくん、福地先生あるいは私だってそうかもしれない。時計の精度についての問題はもちろんある。現在は「分単位」はわかっても「秒単位」までは わからないかもしれないが、日々、作り出される時計の正確さは進歩していくだろう。

超入門の最後のプロ関係者のコメントを読む限りは、さ ほど「時計を作る」という能力については、麻雀プロ業界では評価されない傾向にあるのではないかと思った。人によっては「科学する麻雀」と云う名の時計よ りも、精度の高い何かをすでに持ち合わせているかもしれない。極論すれば「明日、(俺が)フリーで勝てるかどうか?タイトル戦を勝てるかどうか?」といっ た短期的な問題として見るならば、原始的な時計が開発された意味は評価が下がるのだろうと思う。

プレイヤーとしての強さと、時計を作り出 す能力は、おそらく異なる。しかも、真逆の能力とすらとも思える。私の知る範囲でいえば、氷室くんはたぶん、前者の能力が高くて時計職人の肌はあまり持っ てなさそうな気がする。私はその反対かもしれない(月刊ネットマージャンも別分野での「時計」の側面を含んでいる)。凸先生やネマタさんは両方の能力を高 い水準で持っているかもしれないが、それでも分類するならば時計職人タイプの人じゃないだろうか。自分しか知らない特殊能力を誰でも習得可能な「技術」に 落とし込むのは、わりと苦労する。

「結果出してから偉そうに戦術書け」という意見に対して、気持ちはわかる。ただし、強いプレイヤーが腕 のいい時計職人である保証はどこにもない。重なりあう部分も確かにあるし、ある程度のプレイヤーとしての強さがないと良い時計はできないかもしれない。そ れに戦術本を売ることを考えたら、プロモーション的にも書いている人が強い人であるほうが受けがいいのだろう。

「時を告げる予言者」と 「時計を作る職人」自分自身がどちらになりたいのか? という問題はある。近代麻雀という雑誌に掲載されるならば、市場がどちらを求めているのか? とい うまた別の問題が重なってくる複雑さはあるかもしれない。

ネマタさんにはこの前、お会いする機会があってどさくさまぎれに「うちにも原稿 書いてくださいよ」といったら承諾してもらえた(笑) コンペ形式なのでどう転ぶのかはわからないし、面白さという点では知り合いどうこうは別だ。いろい ろな意味で興味深く観戦させてもらいます。

Comment

この文章、自分のmixiにコピペしていいですか?
いい文章なので保存的な意味合いで

Posted by: いししん | at: 2010/03/19 6:11 PM

ありがとうございます。どうぞ、コピペしてください。

Posted by: 管理人音無 | at: 2010/03/19 6:19 PM

いししんの日記で見て、いい文章だなーと元を見にきたら、音無さんで驚いたw

Posted by: bakase | at: 2010/03/19 9:38 PM

その才能は遥かにおよばないですが、瞬間的には田中太陽さんをとまどわすぐらいの潜在能力を私は持ってますね(キリッ

Posted by: 管理人音無 | at: 2010/03/19 11:48 PM


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